「なんで毎回こうなるんだ」 原口元気が嘆き…メキシコに敗れ“ロストフの悲劇”が「フラッシュバック」

「正直『またか』という感じだった」 原口元気の脳裏によぎった“ロストフの悲劇”

「フラッシュバックしましたね、こういう実力がある相手に対して、終わった後は『なんで毎回こうなるんだ』という感情になる。2年前の(W杯)ベルギー戦も勝てたんじゃないかと思った。簡単には勝たせてもらえないというレベルの相手だったので、正直、『またか』という感じだった。今日がW杯じゃなくて良かった。2年間を無駄にせず、まずW杯に行ってベスト16に行って、同じ思いをしないようにしたい」

 2年前のW杯決勝トーナメント1回戦で対戦した当時FIFAランク3位だったベルギー。日本は原口、MF乾貴士のゴールで2点のリードを奪いながらも後半アディショナルタイムに勝ち越し点を許し、3連続失点で逆転負けを喫した。“ロストフの悲劇”とも言われる経験をした原口にとっては、メキシコ相手の完敗は当時の思いがよみがえってくるぐらい悔しいものとなった。

 それでも、立ち止まってはいられない。こんな思いを二度としないためにも、年内最終戦で出た課題を修正し、来年3月から再開する予定のW杯アジア予選に向けて着実に積み上げを図らなければいけない。

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