長友佑都、登録外の憂き目…J復帰の“道”を現地メディア指摘 「最も可能性がある」
ガラタサライの補強に伴い登録メンバーから外れる事態が発生
ガラタサライの日本代表DF長友佑都は今冬のセリエA復帰が噂されていたが、欧州移籍市場の閉幕に伴い、ひとまずは残留となった。しかし、後半戦の登録メンバーから外れたことで、トルコメディアでは日本復帰の可能性が取り沙汰されている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
2020年6月30日でガラタサライとの契約が満了する長友は、日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャへの今冬移籍が秒読みとの噂が浮上していたが、移籍市場が閉まる1月31日までに実現せず。ガラタサライに残留して後半戦を戦うと見られていた。
しかし、ガラタサライが今回の移籍市場で複数のEU圏外選手を獲得したことで、登録枠を圧迫。同ポジションに新戦力のウルグアイ代表DFマルセロ・サラッキが加わったこともあり、長友は後半戦の登録メンバーから外れる憂き目に遭ってしまったという。
そのなかでトルコメディア「Sporx」は「長友、日本への道」と題して現状を報道。「長友は登録メンバーに入ることも、他のチームに移ることもできなかった」と現状に触れたうえで、次のように長友の今後を展望している。
「28人の登録メンバーから外れ、期限までに移籍することもできなかったが、経験豊富な長友は移籍市場が閉まっていない国のリーグに移るかもしれない。ガラタサライは100万ユーロ(約1億2000万円)の移籍金を手にするチャンスがあるということでもある。長友にとってもガラタサライにとっても、最も可能性があるのは日本のJリーグだろう」
そして、Jリーグの登録期限が3月27日までということ、長友は今もガラタサライのチームとともにトレーニングを続けていることにも言及。日本への帰還が現実的な理由としている。
長友は2008年から10年夏までFC東京でプレー。その後は欧州に渡ってイタリアのチェゼーナとインテル、そしてガラタサライと戦いの場を移してきた。約9年半ぶりのJリーグ復帰は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)