前回王者の青森山田が6発快勝 浦和加入内定の「10番」武田を中心に危なげなく3回戦進出

青森県代表の青森山田高校の選手たち(※写真は入場行進の時のものです)【写真:Football ZONE web】
青森県代表の青森山田高校の選手たち(※写真は入場行進の時のものです)【写真:Football ZONE web】

前半36分に先制して前半を終えると、後半はゴールラッシュで米子北を圧倒

 第98回全国高校サッカー選手権は2日に各地で2回戦が行われ、前回王者の青森山田(青森)が米子北(鳥取)に6-0で圧勝。危なげなく大会初戦を突破した。

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 この日の2回戦から登場の青森山田は、J1浦和レッズに加入が内定しているMF武田英寿が「10番」を背負い、キャプテンマークをつけてスタメン出場。試合開始から両者がリスクを背負わないロングボールの応酬となった試合は、大きなチャンスがないまま時間が進んでいった。

 そのなかで前半36分、青森山田は武田が右サイドのライン際で相手2人を引き付けてパスを出すと、MF後藤健太がクロス。そこにボランチの位置から飛び込んだ1年生MF松木玖生がヘディングシュートで合わせ、1点を先制して前半を終えた。

像:Football ZONE web】
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 そして後半立ち上がり1分、武田がハーフウェーライン付近の左サイドで相手DFが足を滑らせたところでボールを奪い取ると、そのままドリブルで独走。最後は距離を詰めてきたGKに対し、落ち着いてペナルティーエリア外からのループシュートを決めて青森山田がリードを2点に広げた。

 2点ビハインドの米子北は3バックに変更して前線に人数を割いたが、かえって青森山田のカウンターを誘発する形に。後半20分には青森山田が右サイドからのフリーキックを武田がゴール前に蹴り込むと、こぼれ球をDF神田悠成が押し込んだ。さらに同22分には右サイドからMF浦川流輝亜が入れた低いクロスをFW田中翔太が流し込み、4-0と一気に突き放した。

 青森山田は後半28分にも浦川のラストパスを後藤が押し込んで5点目。後半アディショナルタイムには武田がPKを決めて、危なげない試合運びを見せた前回優勝校が6-0の勝利で3日の3回戦へと駒を進めた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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