日本代表MF柴崎、18歳久保ら若手の台頭&競争を歓迎 「僕自身まだまだ成長できる」
GK大迫、中山、久保の加わった陣容に言及「競争なくしてチームの成長はあり得ない」
森保ジャパンは5日、キリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦(豊田スタジアム)に臨む。今シリーズとブラジルで開催されるコパ・アメリカの両方に参戦予定のMF柴崎岳(ヘタフェ)は、前日練習後に「僕自身まだまだ成長できると思っている」とプレーヤーとしてのさらなる飛躍を誓った。
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昨年の10月以降、森保一監督率いる日本代表に継続招集され、中盤の軸の1人として君臨する柴崎だが、所属クラブのヘタフェではコンスタントに出番を得られず、リーグ戦出場は7試合、プレー時間は計389分にとどまった。それでも、代表活動への影響は「関係ない」ときっぱりと否定する。
今シリーズは、同じくコパ・アメリカのメンバーにも選ばれている18歳のMF久保建英(FC東京)と19歳のGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)、さらに22歳のDF中山雄太(PECズヴォレ)とA代表初選出の若手が加わった。柴崎は若手の台頭を歓迎しているようだ。
「競争があるのは喜ばしいこと。競争なくしてチームの成長はあり得ない。代表に食い込むだけの力がある選手はこれからも出てくるでしょうし、そういう選手を吸い上げてチームの向上につなげればいい」
ロシア・ワールドカップ(W杯)を経験し、3月シリーズではキャプテンマークも巻くなど“代表常連組”として確固たる地位を築きつつある柴崎も無論、現状維持に甘んじるつもりはない。
「僕自身まだまだ成長できると思っている。より良い日本代表になっていく意味でも積み重ねができていると思うし、この期間も今までやってきた積み重ねを続けたい。これまで監督のやりたいことを深めて、(9月の)W杯予選に自信を持って臨むことが大事」
27歳となり、円熟味を増している柴崎がここからどのような成長曲線を描くのか。2022年のカタールW杯を目指す森保ジャパンにとっても大きなファクターになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)