「スキャンダラス」 “新銀河系軍団”を目論むレアル、神童ムバッペ獲得に345億円準備
レアルが史上最高額でオファー FFP問題を抱えるPSGにとっては朗報か
今夏の大型補強が噂されるレアル・マドリードは、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペを獲得するために、破格の金額を準備したようだ。フランス誌「フランス・フットボール」が報じた「レアルがムバッペ獲得のために史上最高額でPSGにオファー」という記事を受けて、スペイン紙「スポルト」が「スキャンダラスなオファー」と伝えている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
今季のレアル・マドリードはFIFAクラブワールドカップ以外のタイトルを獲得できず、来季に向けた改革を余儀なくされている。フロレンティーノ・ペレス会長は、新しい“銀河系軍団”を構築しようとし、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールやマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバなどに触手を伸ばしていると言われている。
「フランス・フットボール」誌によれば、レアルはムバッペ獲得のために、驚異的なオファーをPSGへ送ったという。それは、ブラジル代表FWネイマールがバルセロナからPSGに移籍する時に発生した2億2200万ユーロ(現在のレートで約271億円)を上回る額で、2億8000万ユーロ(約345億円)を準備するというもの。至宝獲得にこぎつけるには十分と考えているようだ。
「スポルト」紙は、PSGがこのオファーを受けるかどうかは分からないと前置きしたうえで、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えるPSGにとっては朗報と主張している。
このビッグディールが成立すれば、PSGはFFPの影に怯えることなく補強できる。実現の可能性としては決して低くはないはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1