なぜ味方のシュートを相手ゴールラインで阻止? PSG珍プレーに世界衝撃「世紀のミス」
PSGのカメルーン代表FWシュポ=モティング、痛恨プレーに海外メディアも驚嘆
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は、勝てばリーグ連覇決定となる7日の第31節ストラスブール戦で2-2と引き分けて優勝は持ち越しとなった。この一戦でPSGのカメルーン代表FWマキシム・シュポ=モティングが味方のシュートを相手ゴールライン上で止める珍プレーを見せ、海外メディアが「史上最悪のミス」「世紀のミス」と報じている。
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試合はリーグ連覇へ邁進するPSGが早々に先制した。前半13分、シュポ=モティングがDFコリン・ダグバのパスに反応して先制ゴールを奪う。しかし同26分に同点ゴールを奪われ、1-1と振り出しに戻った。
そのなかで迎えた直後の同28分、PSGのMFクリストファー・ヌクンクが裏に抜け出し、飛び出した相手GKの肩口を抜くシュートでボールは無人のゴールに転がった。そのままゴールに吸い込まれるかと思われた次の瞬間、最後に合わせようとしたのかシュポ=モティングがタッチ。結果的にゴールライン上で味方のシュートを止める痛恨のプレーとなり、PSGはビッグチャンスを逃した。
PSGは同38分に逆転ゴールを献上し、1-2と苦しい展開を強いられたが、後半37分にドイツ代表DFティロ・ケーラーの同点弾で2-2と引き分けた。この試合で結果とともに注目を集めたのが、シュポ=モティングの珍プレーだ。
英メディア「スポーツ・バイブル」は「シュポ=モティングが史上最悪のミス賞を受賞」と報じ、触らなければゴールという場面でのプレーについて「最も簡単なチャンスを台無しにした」と記している。また、衛星放送「FOXスポーツ」のチャンネル「FOXサッカー」公式ツイッターは映像を紹介し、「シュポ=モティングが世紀のミス」と驚きをもって伝えた。
まさかのミスが注目を集めたPSG。リーグ戦の連勝は8で止まり、ホームで連覇達成の瞬間を逃したが、14日の次節リール戦で勝利すれば優勝が決まる。