フランス杯準決勝でナントに引導を渡すダメ押しの3点目を技ありシュートでゲット

　パリ・サンジェルマン（PSG）は現地時間3日、フランス杯（クープ・ドゥ・フランス）準決勝でナントを3-0で下し、決勝に駒を進めた。なかでも、最後を締めくくったブラジル代表DFダニエウ・アウベスの絶妙コントロールショットに「宝石級のロブ」「真の芸術作品」と称賛が相次いでいる。

　PSGはブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアの主力を欠くなか、前半29分にイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティのゴールで先制。後半40分には20歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペがPKを決め、リードを2点に広げて迎えたアディショナルタイムだった。

　ヴェラッティのサイドチェンジをペナルティーエリア内右で胸トラップしたD・アウベスは、ワンバウンドしたボールに右足で合わせ、相手GKも動けない絶妙なロブシュートをゴール左隅に突き刺してみせた。

　ホームの観客、スタンド観戦していた同胞ネイマールも大興奮の一撃に、PSG公式ツイッターは「宝石級のロブ」と速報。サッカー専門サイト「BOLAVIP」も「真の芸術作品」「シンプルに魔法だ」と称賛の言葉を並べた。

　元日本代表指揮官のバヒド・ハリルホジッチ監督率いるナントに引導を渡したゴールは、海外で注目を集めている。

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