「今はパリで幸せ」 ネイマール、レアル移籍報道に牽制「PSGに集中している」
レアルは「世界で最も大きいクラブの一つ」と認めるも「将来はどうなるか分からない」
レアル・マドリードは宿敵バルセロナとの「エル・クラシコ」で、国王杯(コパ・デル・レイ)、リーガ・エスパニョーラの覇権を懸けた決戦に挑んだが連敗。国内2冠が大きく遠のく結果となった。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)が抜けた穴の大きさを感じさせ、来季に向けて移籍の噂が沸き上がりそうだが、そのターゲットの1人となり得るパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが先に“クギ”を刺したようだ。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
ネイマールは2017年夏に2億2200万ユーロ(約283億円)というサッカー史上最高の移籍金でバルサからPSGへと移籍。しかし、その後何度かバルセロナの地を訪れるなど、リーガ復帰を模索していると伝え続けられている。ブラジルのテレビ局「Globo TV」には「もし僕がマドリードでプレーしたいとしたら? 彼らは世界で最も大きいクラブの一つだよね」と意味深な切り込み方をしてから、このように話している。
「レアル・マドリードと接触を持った選手なら誰でも、そこに魅力を感じるだろう。ただ神に誓って、僕はマドリードでプレーすることについてしゃべっているんじゃなく、今は落ち着いているんだ。僕自身、パリで幸福を抱いているんだ。ここでとても元気だしね。でも、将来がどうなるかは誰も知らないね」
将来についてはぐらかすあたりはネイマールらしいが、現時点ではレアル行きよりもPSGで結果を残すことを最優先と考えているようだ。
「フットボーラーの人生はとても速いもの。物事は予想外の展開になるし、明日何が起こるかは誰にも分からないよ。ただ今はパリでとても幸せだし、PSGに集中している」
巻き返しへビッグネーム獲得が必須のレアルは、もしネイマール獲得を狙うならまずは気持ちを揺さぶることが必要となるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)