香川らドルトムントに圧勝のペップ監督 「欧州のトップチームからの勝利」と手応え示す

開幕8戦全勝でバイエルン4連覇に死角なし

 バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督が、4日に行われた頂上決戦となったブンデスリーガ第8節ドルトムント戦で5-1という圧勝劇に満足感を示している。バイエルンの公式サイトが報じたもの。
 開幕から7連勝中の絶好調バイエルンは、前半26分、35分にFWトーマス・ミュラーが2得点を決め1点差で前半を折り返すと、後半1分、13分にFWロベルト・レバンドフスキ、同21分にMFマリオ・ゲッツェがゴールラッシュを見せた。試合前に警戒していた日本代表MF香川真司ら宿敵ドルトムントを抑え込み、天王山を圧倒的なスコア差で制した。
 試合後、グアルディオラ監督はドルトムントに敬意を払いつつ、チームの高質なパフォーマンスを称えた。
「選手たちを祝福する。この試合に関してだけではなく、ここ数ヶ月間を含めてだ。よくやってくれた。最初の15分だけ問題があり、ボールを頻繁に失いすぎた。だが、それからドルトムントのシステムに適応することができた。非常に満足している。欧州でトップレベルのチームに勝つことができたのだからね」
 リーグ戦今季8試合全勝と独走態勢を早くも固めた。直接対決を制したことにより、2位ドルトムントとの差を勝ち点7差に拡げることに成功。バルセロナとペップファンであることを試合前に明らかにしてきた敵将トーマス・トゥヘル監督も「バイエルンの順当な勝利を祝福する」と脱帽していた。
 名将ペップ率いる常勝軍団のリーグ4連覇に、死角は存在しないのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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