虎視眈々とミランでの復権を狙う前任の10番 本田の新たなライバルとなるか

練習参加に「小さな夢が叶った気持ち」

 

 冬の移籍市場での獲得を視野に入れながら、12月31日までACミランの練習に参加している日本代表FW本田圭佑の“前任”の10番、シャルケのガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングが、ミラノでの生活に喜びを感じていると語っている。衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じたもの。

「体調は良いし、こうやって練習に参加させてもらうという可能性を与えてもらったことを、とても嬉しく思っているよ」と、シニシャ・ミハイロビッチ監督の下でのトレーニングをスタートさせたボアテングは語った。そして、ミラネッロ(ミランの練習場)は、プリンスにとって特別な場所であるという。

「ミラネッロは僕の家だ。ここにいる時間が大好きだし、ミランは僕にとって心のクラブなんだ。今の状況が可能性として浮上した時、僕はすぐにリクエストした。小さな夢が叶ったような気持ちだよ」

 2013年夏にシャルケへ移籍していたボアテングだが、ミランが常に心の中で大きな存在であったという。実際にミランのユニフォームを身にまとったのは11年夏からの2シーズンだが、加入が決定した際にも「小さい頃からの夢が叶った」と語ったほどだ。

4日のナポリ戦に対しても「難しい試合になるのは当然だけど、自信を持って臨むべきだ。リーグ戦でもうまくやれるだけの力はあるんだ。僕には常に『頑張れ! ミラン』という気持ちしかないよ」と、今やチームメイトとも言える選手たちの躍動を心から願っている。

 

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