2部降格圏まであと2つ… 惨敗のモウリーニョが自暴自棄「クビにしたければ、しろ!」
サウサンプトンに昨季優勝時の3敗をすでに上回る4敗目
プレミアリーグのチェルシーは3日に行われたホームでのサウサンプトン戦に1-3で敗れた。優勝した昨季の3敗を早くも上回る4敗目で2部降格圏に近づく16位転落に、ジョゼ・モウリーニョ監督は「クビにしたければ、クビにしろ!」と自暴自棄な発言も飛び出している。英BBCが報じている。
昨季は圧倒的な堅守を武器に無敵の強さを見せたチェルシーだが、王者らしさはどこにも見られなかった。サウサンプトン戦でブラジル代表MFウィリアンの得点で幸先良く先制したが、前半終了間際に追いつかれると、そのまま後半にずるずると2失点。ホームで屈辱の敗戦となった。失点数は早くも17。リーグワースト2位タイと守備は完全崩壊している。
「はっきりさせたいことがある。一つ目、私は逃げない」
試合後のインタビューで、こう切り出したモウリーニョ監督。ここまで、2勝2分4敗と、8試合を終えて挙げた勝点はわずかに8。得失点差はマイナス5で16位に沈んでいる。この日、勝利を挙げた暫定首位マンチェスター・シティの背中は遠く、その差は10ポイントとなった。それでも、自ら立場を投げ出すことはないとその意志を明かすと、ポルトガル人指揮官の主張はさらに続いた。