カカが初代主将務めるMLSオーランド・シティがC・ロナウド獲得にも本気
オーナーが争奪戦に参入を明言
アメリカMLSに今季から参入したクラブであるオーランド・シティSCが、レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドをターゲットに定めている。スペイン紙「マルカ」が報じている。
ブラジル代表MFカカを初代キャプテンとして獲得したことで知られるオーランドは、現在東地区の7位。オーナーのフラビオ・アウグスト・ダシルバ氏は、レアルでのクラブ最多得点記録も更新したCR7が、あらゆる面で世界最高の選手だと語っている。
「冗談ではなく、我々はクリスティアーノ・ロナウドを強く望んでいる。彼とサインをするのに、何かを考える必要はない。フィジカル的には、バルセロナのリオネル・メッシよりも完成されている選手だ。マーケティングとしてのレベルも、メッシよりも上を行っている」
そして、パリサンジェルマンや、マンチェスー・ユナイテッドなどが獲得を目指すと報じられる中、本気で次のシーズンでの獲得を狙うことを公言した。
「幸運があれば、次のシーズンで我々は彼を獲得できるはずだ。すでに、彼がアメリカでのプレーを望んでいるという情報を聞いている」
現在のサッカー界で、圧倒的な資金力を背景とした高額年俸で選手獲得をもくろんでいるリーグは、中東諸国や中国が知られている。しかし、アメリカもまた今夏にイタリア代表MFアンドレア・ピルロや、元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード、MFフランク・ランパードなどが新天地として旅立っている。マーケティング手法では世界でも最先端といわれるMLSに、ロナウドが加入することはあるのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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