「アジアで一番」 長友佑都、イラン代表FWを“ブラジル代表10番級”と警戒「カカみたい」
チーム最多4ゴールのイラン代表FWアズムンを名指し 鍵は「彼を止めるかどうか」
日本代表は28日にアジアカップ準決勝イラン戦を控えるなか、26日には試合が行われるアル・アインでトレーニングを実施した。難敵との一戦が迫るなか、DF長友佑都(ガラタサライ)は相手のエースFWを名指しすると、「今、アジアで一番良い」と称賛しつつ、元ブラジル代表の10番MFカカにたとえて警戒を強めている。
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日本はグループリーグ3連勝で首位通過を果たし、16強でサウジアラビアに1-0、8強でベトナムに1-0と勝利。ここまでの5試合で8得点3失点、すべて1点差という僅差の戦いを制して4強へと駒を進めた。一方のイランはグループリーグこそ2勝1分ながら、16強でオマーンに2-0、8強で中国に3-0と完勝。5試合で12得点無失点という圧倒的な数字を残している。
そのなかで長友が最も警戒を強めているのが、イラン代表の24歳FWサルダル・アズムン(ルビン・カザン)だ。昨夏のロシア・ワールドカップで3試合に出場した若きストライカーで、今大会もチーム最多の4ゴールをマークしている。
「20番のFW(アズムン)は今、アジアで一番良い。大迫と彼はアジアでも抜けているFW。全盛期のカカほどではないですけど、カカみたいなプレーヤーだなと」
長友は元ブラジル代表MFカカを引き合いに出し、「足が速くて、ゴールも狙えて、パスも出せる。怖く危険なプレーヤー」とアズムンを評した。準々決勝の中国戦でも1ゴールを叩き込んで勝利に貢献している。
「彼を止めるかどうかが、僕らが上に行けるかどうかのポイント」
相手のエースFWをどう封じるか。日本が決勝に勝ち上がるうえで大きなテーマとなる。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)