カシジャスがCL通算152試合出場 最多記録更新を因縁の敵将から挙げた勝利で飾る
シャビを抜いてトップに
ポルトのスペイン代表GKイケル・カシジャスが29日、チェルシーと対戦したUEFAチャンピオンズリーグで2-1の勝利に貢献した。自身の通算出場記録を152試合に伸ばした。これでバルセロナで活躍し、現在はカタールリーグでプレーしているMFシャビ・エルナンデスを抜いてCL最多試合出場記録を更新した。
スペイン地元紙「AS」によると、カシジャスはこの日、スペイン代表で僚友だった司令塔の持つ151試合の記録を塗り替えた。守護神はレアル・マドリード時代に150試合に出場し、1999年シーズン、01年、13年シーズンにCL制覇を成し遂げた。
そして、マドリード時代にベンチに降格を命じられるなど、確執が伝えられていたジョゼ・モウリーニョ監督の率いるチェルシーから勝ち星を奪った。因縁多き指揮官とあいさつしたというカシージャスは「今日の試合はモウリーニョに勝ったからうれしいのではない。チームの勝利に喜んでいる。モウリーニョとはあいさつもした。久しぶりにあったのだから、紳士としてね」と話していた。
節目の一戦で宿敵から奪った白星は、格別の味わいだったのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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