圧巻のゴールラッシュで頂点に

　9月11日から15日まで、長野県上田市の菅平高原を舞台に「第33回サッカーマガジンカップ　オープン大会2015」が開催された。1982年のプレ大会から30年以上の歴史を誇り、大学サークルおよび社会人チームの間では「マガ杯」の愛称で親しまれている伝統の大会には、今年も全国から61チームが集結。予選リーグの後、決勝と下位に分かれてのトーナメントで優勝を争った。また今大会から敗者トーナメントを導入し、参加全チームが最終日まで各グラウンドで熱戦を繰り広げた。
　決勝トーナメント決勝では、青山学院大理工サッカー部Ａと、三代目FIT GENERATIONSが、ともに初優勝を懸けて激突。開始直後の2分（30分ハーフ）、青学大理工は佐々木祐がいきなり先制ゴールを決め、主導権を握った。その後も押し気味に進めると、19分にはＰＫを獲得し、これを熊原嘉宏が決め、2－0とリードを広げた。
　後半に入っても青学大理工Ａの勢いは止まらず、41分に赤塚武也が決めて勝利に大きく近づく。その後、三代目FITも懸命の反撃を見せたものの、ネットを揺らすことができない。逆に青学大理工Ａは56分に小川拓朗、終了間際には熊原が加点し、5－0の圧勝。長年の悲願を達成する「マガ杯」初制覇を果たした。

会　　場：長野県上田市菅平高原サッカーグラウンド

主　　催：（株）ベースボール・マガジン社、サッカーマガジンＺＯＮＥ

協　　賛：株式会社ディアドラ・ジャパン、雪印メグミルク株式会社、赤城乳業株式会社

協　　力：上田市、菅平高原観光協会、菅平高原グランド部会