躍進続くウェールズ代表 新鋭左サイドバックもメガクラブ行きか

ベイルに続くタレントが次々に登場

 ウェールズ代表は、レアル・マドリードFWギャレス・ベイルをはじめ、台頭著しいタレント軍団に急成長した。そして、新たな才能がメガクラブの門をたたくことになるかもしれない。
 マンチェスター・ユナイテッドが、来年の1月の移籍市場で、右足首骨折で全治半年のイングランド代表DFルーク・ショーの代役として、チャールトンのウェールズ代表DFモーガン・フォックスを獲得する可能性が浮上した。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
 今季開幕直後に圧倒的なパフォーマンスを見せていたショーはUEFAチャンピオンズリーグ初戦PSV戦で相手DFヘクトル・モレノのタックルを受け、右足の腓骨(ひこつ)と脛骨(けいこつ)を骨折。2度の手術を受けて現在リハビリをスタートさせている。
 マンUは25歳のイングランド人、ウェストハムDFアーロン・クレスウェルと、リーズの22歳の元U-19イングランド代表DFチャーリー・テイラーという2人に加え、22歳のフォックスをリストアップしているという。
 フォックスは9月3日のキプロス戦と6日のイスラエル戦でウェールズ代表に初招集された。マンU以外にも、アストン・ビラ、ニューカッスル、ウェストハムも獲得に乗り出しており、進境著しいフォックスの契約延長にチャールトンも動きだしているという。
 銀河系軍団でスポットを浴びるベイル以外にも、アーセナルMFアーロン・ラムジー、リバプールMFジョー・アレンらタレントを擁するウェールズは欧州選手権予選突破を目前としている。欧州の表舞台から遠ざかって久しい小国のタレントが、またもやビッグクラブで輝きを放つのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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