開幕連勝記録は11でストップ 決定機でミスの香川猛省「力んだ部分もあった」

後半22分、香川が逆転の好機逃す

 指揮官の相手中央のスペースを突くというハーフタイムの修正案は同点に追いつくことで、ある程度奏功した。だが、その先の一手が届かなかった。
 香川はハーフタイムでの修正点についてさらに掘り下げた。
「相手のボランチの片方というか、逆サイドの方が空いていた。サイドバックが付いていったので、ボランチ(のスペース)が空いていた。そこを経由するということは(監督も)言ってましたけど。まあ、なかなかいつもと違って攻撃の形がつくりづらかった。相手もすごくハードワークしてましたし、しっかりと反省して次の試合につなげていきたい」
 そう話す香川も後半22分に決勝ゴ ールのチャンスを迎えた。クロスにダイレクトで左足で合わせたが、シュートはクロスバーを越えてしまった。
 
「左足のシュートはちょっと力んだ部分もありました。しっかりと次決めれるように準備するだけだと思う」
 リーグ戦2得点4アシストと好調を維持していた香川は、1度のミスを悔やんだ。しかし、すぐさま27日のダルムシュタット戦でのリベンジ弾に早くも視線を向けていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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