ファーガソンがかつて獲得を熱望したDFは宿敵シティの絶対的キャプテン

2004年にベルギー代表DFコンパニ獲得を画策していた

  マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン元監督が2004年シーズンに現在マンチェスター・シティの主将を務めるベルギー代表DFヴァンサン・コンパニの獲得に迫っていたと、英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
  2012-13シーズンに27年間率いたマンUを勇退したファーガソン氏。監督時代には、DFリオ・ファーディナンドやDFネマニャ・ビディッチ、DFジェラール・ピケら世界屈指のセンターバックを発掘してきた。
  そんなファーガソン氏には、2004年に獲得を熱望したDFがいたという。その選手は、当時アンデルレヒトに在籍していたコンパニだ。
  最終的にコンパニのマンU移籍は実現せず、その後06年シーズンにハンブルガーSVに移籍。そして、08年にユナイテッドには宿敵となるシティに加入した。
 コンパニは、11-12シーズンにキャプテンとしてプレミア制覇を達成。2年連続でPFA年間ベストイレブンに選出されていた。
 今季もリーグ戦首位を走るチームをけん引するコンパニだが、仮にファーガソン政権時代に引き抜きに成功していた場合、現在、赤い悪魔のキャプテンマークを腕に巻いてオールド・トラッフォードで歓声を浴びていたのかもしれない。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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