韓国エース、アジア杯参戦でのトットナム“再離脱”に複雑な心境 「申し訳ない気持ちも…」
直近9試合で8得点5アシストと絶好調のソン・フンミン 「今と同じ状態で戻ってきたい」
トットナムのFWソン・フンミンは、韓国代表の一員として5日に開幕するアジアカップに参戦する。プレミアリーグでは直近9試合で8得点5アシストと毎試合のように得点に絡む大活躍をしているだけに、本人もこのタイミングでの離脱に複雑な心境を抱えているようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」がコメントを報じた。
トットナムで2016-17シーズンから2季連続でリーグ戦二桁ゴールを記録するなど、すっかり“スパーズ”の主軸として君臨するソン・フンミン。今季はリーグ開幕直後にアジア大会への参加で3試合の欠場を余儀なくされたが、この大会で優勝し、念願だった兵役免除を勝ち取った。
12節終了時点まで「0」だった得点も、第13節チェルシー戦(3-1)での初ゴールから急激に増えた。元日に行われたカーディフ戦(3-0)も1得点1アシストの大暴れで、プレミアでは16試合8得点6アシストをマークしている。
そんなソン・フンミンは、アジアカップへの参戦でアジア大会に続いて再びチームから離脱する。優勝争いを繰り広げるタイミングなだけに、本人も複雑な心境だ。
「9月にも一度欠場しているからね。当然申し訳ないという気持ちはある。チームメート、ファン、そしてコーチングスタッフに申し訳ない。難しいことだ。悲しみもあるが、これは僕の国にとっても重要なこと」
ソン・フンミンはクラブと代表の両方で中心選手であるがゆえの悩みを抱えているという。アジア大会後には疲れがあったことをソン・フンミン自身も認めており、このアジアカップ参加においても怪我や疲労も心配されるが、「代表でも調子を維持して、今と同じ状態で戻ってきたい」と意気込みを語った。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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