韓国代表FWソン・フンミン、3度目のプレミア月間MVPなるか 母国称賛「格が違う」
英メディアの「プレミア・パワーランキング」で初の1位「ワールドクラスを証明した」
トットナムの韓国代表FWソン・フンミンは、現地時間23日のプレミアリーグ第18節エバートン戦で2得点1アシストを挙げ、6-2の勝利に貢献した。来年1月に行われるアジアカップにグループリーグ3試合目から合流する予定だが、プレミアリーグでの活躍に韓国メディアも大きく期待を寄せている。
特に英衛星放送「スカイ・スポーツ」が発表した「プレミアリーグ・パワーランキング」で、ソン・フンミンが9449ポイントを記録し、史上初めて1位になったことを大々的に伝えている。
「シーズン最高の活躍、ソン・フンミン、パワーランキング1位 ワールドクラスを証明した!」(スポーツ紙『スポーツ朝鮮』)
「“格が違う”ソン・フンミン、アジアカップ出場国中の最高のスターに選定」(スポーツ紙『スポーツ韓国』)
スポーツ紙「スポーツ京郷」は「特に12月以降のプレミアリーグ6試合で4得点2アシストを記録。この勢いであれば、生涯3度目の月間MVPも可能だ」と期待を寄せている。
同紙は「ソン・フンミンは26日のボーンマス戦、29日のウォルバーハンプトン戦に出場する予定で、得点とアシストを記録すれば月間MVPは確実だ」と伝えている。
ソン・フンミンは過去に2016年9月に4得点1アシスト、2017年4月に5得点1アシストで月間MVPを受賞しているが、アジアカップを前に3度目の獲得となるか注目だ。
(金 明昱 / Myung-wook Kim)
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。