PK失敗の韓国代表エース、反省の弁が話題 「腹が立っている」「もう蹴らない」

「自分よりも、もっと上手く蹴られる選手がいるので…」

 さらに続けて「自分よりも、もっと上手く蹴られる選手がいるので、もう(PK)蹴らないでおこうと思う。今回は勝利して良かったけれど、自分には少し腹が立っている試合」と語ったという。

 自分の力をすべて発揮できていないもどかしさを吐露していたというソン・フンミン。16日のパナマ戦が、自身にとって今年最後のAマッチになる。韓国代表は11月にも国際親善試合を戦うが、アジア大会にオーバーエイジとして出場した関係で、所属するトットナムとの契約により来月は代表戦を休むことが決まっている。

 ソン・フンミンは「今年はワールドカップ、アジア大会、国際親善試合も含めてたくさんの試合があったが、有終の美を飾りたい」と話している。

 今年最後の代表戦、自らのゴールで勝利に導けるだろうか。

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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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