悲劇的敗戦のスウェーデン監督、ドイツ選手の態度と判定に怒り 「彼らは我々の顔に…」

スウェーデンを率いるヤンネ・アンデション監督は試合後、ドイツ代表選手の振る舞いと判定に対する不満を爆発させた【写真:Getty Images】
スウェーデンを率いるヤンネ・アンデション監督は試合後、ドイツ代表選手の振る舞いと判定に対する不満を爆発させた【写真:Getty Images】

後半ATに失点し1-2と逆転負け、アンデション監督が問題視したドイツ代表選手の振る舞い

 スウェーデン代表は現地時間23日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦で王者ドイツを相手に善戦したが、後半アディショナルタイムに勝ち越しを許し、1-2で逆転負けを喫した。スウェーデンを率いるヤンネ・アンデション監督は試合後、ドイツ代表選手の振る舞いと判定に対する不満を爆発させた。英紙「ガーディアン」が報じている。

 スウェーデンは前半32分に相手陣内でMFトニ・クロースのパスを奪い、ショートカウンターからFWオラ・トイヴォネンが先制ゴールを奪った。後半3分に同点とされるも、その後はドイツ代表DFジェローム・ボアテングの退場もあって数的優位の状況を得た。

 1-1のまま終わっても決勝トーナメント進出に向けて大きな勝ち点を手にする状況だったが、後半アディショナルタイムに悲劇が待っていた。左サイドのFKからクロースに鮮やかなゴールを奪われ、土壇場で試合をひっくり返された。

 試合後、スウェーデンのアンデション監督はピッチサイドではドイツ代表のディレクターを務めるオリバー・ビアオフ氏と口論する場面があった。決勝点後に見せたドイツ選手の振る舞いに遺憾の意を示したようだ。

「彼らのチームリーダーである何人かの選手は我々の方に走ってきて、我々の顔に向けてジェスチャーをしたんだ。私はそれに腹を立て、怒っているんだ。我々は90分間戦った。最後には握手をするべきだ。非常に怒っているよ」

 アンデション監督はこう語り、ドイツ選手のゴールセレブレーションには対戦相手へのリスペクトがなかったと感じているようだ。

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