長友佑都が説くW杯躍進の鍵 「闘莉王、中澤、楢崎、中村俊」…重要なベテランの存在

長友は2010年W杯を引き合いに出し、ベテラン選手の重要性について説いた【写真:Getty Images】
長友は2010年W杯を引き合いに出し、ベテラン選手の重要性について説いた【写真:Getty Images】

「引き締める言葉を掛けていた」ベテラン4人 長友は今大会で自らにその役割を課す

 日本代表は19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦コロンビア戦で2-1と勝利し、24日にセネガル戦に臨む。DF長友佑都はベスト16と躍進した2010年W杯を引き合いに出し、4人のベテラン選手について言及。「引き締める言葉を掛けていた」と振り返りつつ、その役割を自分が担いたいと意気込んでいる。

 ロシアW杯初戦のコロンビア戦で格上相手に金星を挙げた日本は24日にセネガル、28日にポーランドと戦うなか、第2戦でグループリーグ突破の可能性も出ている。日本がベスト16に進出した2010年大会の初戦でカメルーンに1-0と勝利し、続くオランダ戦で0-1と敗戦。第3戦デンマーク戦で3-1と勝利してグループリーグ突破を決めている。

 長友は南アフリカ大会を回想し、チームに気持ちを引き締めるベテランの存在が大きかったという。4人の選手名を挙げながら次のように口にした。

「カメルーンに勝っても、みんなが危機感を持っていた。すごい締まっていた。(田中マルクス)闘莉王さん、(中澤)佑二さん、ナラさん(楢崎正剛)、シュンさん(中村俊輔)が引き締める言葉をかけていた。それを経験してきた選手としては、後輩たちじゃないけど、経験してない選手に伝えるべきところではあるかなと思う」

 最終ラインでCBコンビを組んだ闘莉王と中澤、GK楢崎、MF中村俊が要所で言葉を掛け、チームに程よい緊張感と危機感を持たせていたという。精神的バランスの取れたチームは決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦で0-0のまま迎えたPK戦で敗れたが、日本中を沸かせる戦いぶりを披露した。それを知る一人として、長友は4人がこなした役割を自らに課しているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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