レアル、30歳の青年指揮官招聘に失敗 英雄グティがジダン後任の有力候補に浮上
ホッフェンハイムのナーゲルスマン監督は短時間でオファーを固辞
レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督の電撃辞任後、後任人事に奔走している。今季ブンデスリーガ3位のホッフェンハイムを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督招聘のオファーを出し、断られていたことが明らかになった。ドイツテレビ局「シュポルト1」が報じている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で前人未到の3連覇を果たした感動の余韻が残るなか、ジダン監督はチームを去る決断を下した。レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は後任探しに動き、30歳の名将に新監督就任の正式オファーを出していた。しかし、ナーゲルスマン監督はわずかな検討時間でオファーを固辞したという。
ナーゲルスマン監督は、今季バイエルンにドイツ代表MFセバスティアン・ルディを放出するなど主力流出のチームをCL出場圏内に導き、その手腕は高く評価されていた。アーセナルやドルトムントの次期指揮官にも浮上していたが、2021年まで契約を残すホッフェンハイムで来季もタクトを振るう見込みだ。
レアルはトットナムからマウリシオ・ポチェッティーノ監督の招聘を検討していたが、高額違約金で暗礁に乗り上げている。ナーゲルスマン監督とも破談に終わり、レアルで下部組織の監督を務める元スペイン代表MFグティ氏の就任の可能性も高まっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1