「“史上最高”に興味がない」 メッシが貫く不変の「バルサ愛」と飽くなき向上心

「これまでに一度も、自分が一番だなどと言っていない」

 そして自らのプレーについては、「自分のプレーしている過去の試合を見るのは好きではない。私のプレースタイルには多くの新しいものが組み込まれている」と述べ、常に向上心と前向きな考えを持っていることを明かしている。

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 しかし、年齢の衰えは感じているようで「コンディションも良いし、スピードもあると感じてはいる。しかし、若い時は何百試合でもできると思うが、今はより試合を選ぶようになった」と述べた。

 またメッシはこれまで、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと、現代の“二大スター”として長きにわたって比較され続けてきた。毎年、欧州でプレーする最高の選手に贈られる「バロンドール」も、08年以降の過去10年間はメッシが5回、ロナウドも5回受賞と、この二人が総なめにしてきている。

 ところがメッシは、ロナウドはおろか、サッカー史上に名を連ねたどんな選手とも張り合う気はないようで、「私はこれまでに一度も、自分が一番だなどと言っていないし、二番や三番とも言っていない。“史上最高”になることに興味がないんだ。誰とも競争しない。ただ、毎年、自分自身を向上したいだけ」と、己を磨くことに集中していることを強調していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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