王者バルサが退場者出すもレアルと2-2ドロー 今季クラシコ1勝1分、“無敗優勝”へ前進
メッシ&スアレス弾で無敗記録を「42」に更新 レアルはC・ロナウドが前半のみで交代
バルセロナとレアル・マドリードの「エル・クラシコ」は現地時間6日、カンプ・ノウで行われ、FWリオネル・メッシ、FWクリスティアーノ・ロナウドの両エースがゴールを決める激戦となり、2-2のドローに終わった。
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すでに2シーズンぶり25回目の優勝を決めているバルサは、この試合がラスト・クラシコとなるMFアンドレス・イニエスタがキャプテンマークを巻き先発。そのほかにもFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、MFフィリペ・コウチーニョが前線に並ぶなどフルメンバー。一方のレアルはMFイスコが間に合わない一方、FWギャレス・ベイル、FWカリム・ベンゼマ、FWクリスティアーノ・ロナウドの「BBCトリオ」が同時起用された。
試合は前半10分に、いきなり動く。素早い展開からDFセルジ・ロベルトが右サイドを駆け上がり、ゴール前へクロス。ニアサイドに走り込んだメッシにレアル守備陣が引きつけられると、ファーでフリーになったL・スアレスがボレー。この一撃でバルサが先制に成功した。
しかし4分後、レアルも黙っていない。ロナウドが左サイドで仕掛けて、MFトニ・クロースがクロスを送る。これをゴール前でベンゼマが頭で折り返すと、ロナウドが飛び込み1-1の同点に追いついた。しかしこの際にDFジェラール・ピケともつれ、足にダメージを負った仕草を見せた。
その後ロナウドは二度のビッグチャンスを迎えたものの決めきれず。前半終了間際にはL・スアレスとDFセルヒオ・ラモスが諍いを起こし、両者にイエローカードが出される。その直後にはメッシにも警告が出され、そしてアディショナルタイムにはDFセルジ・ロベルトがDFマルセロを小突き、エルナンデス主審は迷うことなくレッドカードを提示。ここからバルサは10人で戦うことになった。