レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドは5日、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝ユベントス戦の敵地初戦で前半27分にヘディングでゴールを挙げ、CL最多得点記録でバルセロナFWリオネル・メッシを抜いて単独1位となった。試合は1-2でユベントスが勝利している。 CR7は、堅守ユーべの隙を見逃さなかった。0-1でリードを許した前半27分、相手エリア内でFWハメス・ロドリゲスが右足でクロスを上げると、ファーサイドへと飛び込んだ。一瞬の動きでマーカーを置き去りにすると、至近距離から頭でネットを揺らした。 同点に追いつくCR7の一撃は、今季公式戦54ゴール目となった。 そして、この試合前まで好敵手メッシと75得点でCL史上最多得点タイで並んでいたが、この得点で通算76得点まで伸ばし、単独首位に立った。 試合は後半12分、レアルDFカルバハルが相手FWカルロス・テベスをエリア内で倒してしまい、PKを献上。これをテベスがきっちりと沈め、初戦はユベントス勝利に終わった。C・ロナウドのメモリアル弾で貴重なアウェーゴールを手にしたレアルだが、ユーべが地の利を生かした格好だ。 【了】 サッカーマガジンZONE編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images