CR7のゴールへの強烈な執着心 レアル指揮官がファンに理解を求める

決定機を横取りされて見せた振る舞い

 レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを擁護した。CR7は前節アルメリア戦で味方のゴール後に怒りをあらわにするほど、強烈なゴールへの執着心でサポーターからブーイングを浴びていた。衛星放送「スカイ」が報じている。
 4月29日のアルメニア戦の後半43分に事件は起きた。ロナウドは、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスの左からのクロスに飛び込んだ。しかし、その目の前に滑り込んだDFアルバロ・アルベロアがスライディングでゴール。CR7は次の瞬間、ネットを揺らしたボールを思い 切り蹴り飛ばし、怒りを発散させた。味方の追加点にも喜ぶそぶりを一切見せず、首を何度も横に振った。
 本拠地サンティアゴ・ベルナベウでは、このエースのジェスチャーに、ブーイングや口笛を鳴らす一部サポーターも出現。独善的にも映るスーパースターの振る舞いだが、指揮官はアンチェロッティ監督は完全擁護に出ている。
「彼は、あの個性を持っているので、これまで全てのゴールを決めてきた。彼は常に向上したいと考えている。彼の個性こそがここまで長きに渡り、多くの得点を決めてきた理由だ。クリスティアーノにブーイングするベルナベウの人々の気持ちを理解できない」
 ロナウドは今季リーグ戦31試合で39得点と衝撃的なペースでゴールを量産し続ける。だが、2位のバ ルセロナFWメッシも38得点と肉薄している。
 誰にも負けたくない、ナンバー1になりたいという向上心と、貪欲さがCR7の原動力となっている。アンチェロッティ監督は、そのエースの強い意志を尊重し、サポーターにも理解を求めていた。
【了】
サッカーマガジンZONE編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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