非情な“60mロングシュート”が話題 現地メディアはGKのミス指摘「目測を誤った」

メキシコ2部FWラミレスが圧巻のロングシュート ボールはワンバウンドしてゴールへ

 昨夏に本田圭佑がパチューカに移籍し、日本での注目度が高まっているメキシコリーグだが、現地時間14日に行われたゲームで圧巻の約60mロングシュートが決まったと話題になっている。

 舞台となったのは、本田が参戦するメキシコ1部リーガMXの一つ下のカテゴリーである2部のアセンソMX第8節、アトランテ対ドラドスの一戦。アウェーのドラドスが1点を先制し、迎えた後半16分のことだった。

 アトランテが前線へ送ったボールを、ドラドスDFが自陣ペナルティーエリア手前でヘディングではね返す。ボールはピッチの中央にぽっかりと空いたスペースに転がり、ここにドラドスのパラグアイ人FWグスタボ・ラミレスが駆け寄った。ラミレスは前方を確認し、相手のプレッシャーが緩いことを確認すると、ボールを止めずに前方を向く。そしてセンターサークル手前で3バウンド目に達した時にシュートモーションに入り、4バウンドすると同時に右足を思い切り振り抜いた。

 アトランテのメキシコ人GKジェラルド・ルイズが少し前に出ていたことを見ての思い切った一撃だったが、シュート自体はゴールまで届かず、PKスポット付近でワンバウンドする軌道を描いた。だが浮いたボールをシュートしたことでドライブ回転がかかっていたのか、この弾道がかえってルイズを戸惑わせ、一度落下地点で処理しようとするも、バウンドする寸前に後退してしまう。そして高く跳ねたボールは、ワンバウンドで無情にもゴールに吸い込まれてしまった。

 

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