「エル・クラシコの王」メッシの輝きにレアル機関紙も脱帽 「明確に卓越した存在」

先制点を陰で演出し1得点1アシスト 敵地での3-0快勝に貢献

 バルセロナは23日に敵地で行われたレアル・マドリードとの「エル・クラシコ」で0-3と大勝した。この試合で1得点1アシストの活躍を見せたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて、レアル寄りで知られるスペイン紙も「エル・クラシコの王」と称賛している。

 超満員のサンチャゴ・ベルナベウのサポーターは、屈辱的なメッシ劇場を目撃することになった。0-0で迎えた後半9分のカウンターのチャンスで、マーカーの相手MFマテオ・コバチッチを巧みに引きつけながら、敵陣中央にスペースを空ける。MFイバン・ラキティッチのドリブル突破を導き、FWルイス・スアレスの先制点を黒子役として演出した。

 その10分後には波状攻撃から、レアルDFダニエル・カルバハルのハンドでPKを得ると、キッカーを務めたメッシが左足を振り抜き追加点。そして後半アディショナルタイムには、右サイドをドリブル突破したメッシのラストパスから、途中出場のDFアレイクス・ビダルが3点目を決めた。

 レアル寄りの論調で、“機関紙”とも呼ばれる「マルカ」紙も、天才の仕事ぶりに脱帽していた。

「明確に卓越した存在を否定しようと努力することには、ほとんど意味はないだろう。 リオネル・メッシはエル・クラシコの王だ。クラブで世界最高の対決になると、このアルゼンチン人はいつでも最も重要な瞬間に、決定的な仕事ぶりで頼りになるのだ」

 

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