香川アシストに独紙「センスのいいクロス」と絶賛も… ドルトムントがDFB杯連覇逃す

3回戦でバイエルンに1-2敗戦 エースのオーバメヤンが負傷欠場

 DFBポカール3回戦が現地時間20日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でバイエルン・ミュンヘンに1-2で敗れ、大会連覇の夢が潰えた。先発フル出場の香川は後半32分に芸術的なアシストを決めたが、勝利には手が届かなかった。

 ペーター・シュテーガー監督就任後に2連勝と調子を上げているドルトムントだが、この試合ではエースFWピエール=エメリク・オーバメヤンが負傷でメンバー外。最終ラインは3バックで、サイドアタッカーのFWクリスティアン・プリシッチとFWアンドリー・ヤルモレンコを2トップで起用し、香川は右インサイドハーフで先発した。

 序盤から防戦一方の中で迎えた前半12分、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの左FKからドイツ代表DFニクラス・ズーレのヘディングがクロスバーに当たった跳ね返りを、ドイツ代表DFジェローム・ボアテングに押し込まれて先制点を献上。早い時間で相手を追いかける展開となった。

 守備に人数を割いていたドルトムントは同35分にDFマルク・バルトラを下げて中盤にMFマフムード・ダフードを投入。香川をトップ下に置く4-2-3-1に変更して反撃態勢を整えた。直後は流れをつかみかけたが、同40分にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキのポストプレーからドイツ代表FWトーマス・ミュラーに追加点を奪われた。

 2点のビハインドを背負った後半は香川がチームの攻撃を牽引。後半12分に得意の飛び出しからペナルティーエリア左に侵入した決定機でのシュートはゴール右へ外したものの、同32分にアシストを記録。左サイドのエリア端でボールを拾った香川は右足のキックフェイントでDF2人を置き去りにすると、左足で正確なボールをファーサイドのヤルモレンコの頭へと届けてゴールを導いた。ドイツ紙「ビルト」の速報では「センスのいいクロス」と絶賛された。

 香川は奮闘を見せたが、スコアは1-2のまま終了のホイッスルを迎えた。ディフェンディングチャンピオンのドルトムントは3回戦で敗退。リーグ王者バイエルンが8強に駒を進めた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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