ハリルが指摘する「日本代表に足りないもの」 欧州遠征から見えた改善点とは?

「個人で状況を打開できる選手はいない」

 W杯予選を勝ち抜いたチームにも課題は山積みだ。新しい顔ぶれも多く招集されているなかで指揮官は、「選手個人で状況を打開するという、一人でそういったことができる選手がいません」とし、「組織として、チームとして発展していかなければいけない」と強調した。団結のため、新しい選手にはチームのアイデンティティーを記した資料を渡して意思疎通を図るという。

 2017年を締めくくる重要な3試合。新戦力や復帰した選手の見極めを行うとともに、日本代表チームとしての完成度を高めることも大きなテーマとなりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング