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  <title>FOOTBALL ZONE/フットボールゾーン「らしくいられるために」　玉田圭司がC大阪移籍を決断した理由 &#8211; FOOTBALL ZONE/フットボールゾーン</title>
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    <title>「らしくいられるために」　玉田圭司がC大阪移籍を決断した理由</title>
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    <pubDate>Sun, 29 Mar 2015 12:30:11 +0000</pubDate>
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    <content:encoded><![CDATA[<h3 class="htl">変化と不変</h3>
<p>　寒風荒ぶ冬の名古屋の街を、玉田圭司と歩いていた。<br />　「ああ、ここのカフェね。来たことあるよ、入ろうか」<br />　この地にやって来て、もうすぐ9年が経とうとしていた。<wbr />古巣の柏よりも長く過ごした土地を、彼は今回去ることになった。<wbr />見慣れた街並み。行く先々で目にする場所を、<wbr />名残惜しそうに見つめる。<br />「愛着って、9年もいれば、湧いてくるものだよ。チームにも、<wbr />名古屋という土地にもそう。人生においても、<wbr />ここに来て俺は結婚もしたから。選手同士も良い関係で、<wbr />何よりこのクラブは家族同士も本当に仲が良かった。<wbr />雰囲気は最高だった。だから好きだったね、グランパスが」&lt; br&gt;<br />　名古屋に来る以前のとがっていた玉田は、そこにはいない。<wbr />この地で、日本代表としてワールドカップ（Ｗ杯）に二度（<wbr />2006年、10年）出場し、J1リーグ優勝（10年）<wbr />も果たした。そして夫となり、父にもなった。あらゆる経験は、<wbr />一人の若者を大人の男に変えていった。カフェに入り、<wbr />温かい紅茶を口にし、笑顔で会話を重ねる。<wbr />表立って伝わる物腰の柔らかさが今の彼にはある。最近、<wbr />周囲からこんなことをよく言われるという。「丸くなったねって（<wbr />笑）。でも、それは自分も感じるよ」。<br />　ただし、サッカーの話となれば、途端に表情を変える。<wbr />FWとして持ち続けてきた自尊心の強さは、今も変わらない。<wbr />昨年末、名古屋から実質戦力外を突き付けられた。<wbr />悔しさが募らないはずがない。<br />「ク ラブから退団を告げられる予想は、実はしていた。シーズン中、<wbr />西野（朗）監督に呼ばれたことがあった。『<wbr />おまえはこのチームではスペシャルな存在だ。ただ、<wbr />ここではおまえのその能力を生かすようなサッカーをすることはで<wbr />きない。タマに合わせたサッカーをすれば、<wbr />多くの選手を外さないといけない』。そう言われた。つまり、<wbr />テクニックを生かしてボールをつないで攻めるサッカーではなく、<wbr />監督はカウンターサッカーに移行したいと。その上で、<wbr />俺を外すということだった。そのカウンタースタイルに、<wbr />合わせてほしいとも言われなかった。だからこのタイミングで、<wbr />俺も決断をしないといけなかった」<br />　さらに心情を吐露していくと、<wbr />普段はポーカーフェースな玉田の表情が次第に曇り始める。<b><br />「ショックだったね。実際、『<wbr />このチームに俺の未来はもうないんだな』と思った。<wbr />来季残っても、<wbr />これ以上にプライドを傷つけられることがあるかもしれない。<wbr />自分をスペシャルだと言ってもらえるのはありがたい。けれど、<wbr />選手としては今プレーできるか、<wbr />できないかが一番大事なことだから。<wbr />そこをないがしろにするわけにはいかない」<br />　ここ数年の玉田は、負傷に悩まされ続けてきた。<wbr />13年には腰を痛め、<wbr />慢性的な足首の痛みとも常に付き合ってきた。ところが、<wbr />14年は夏場から体調は全快。<wbr />監督からのあの言葉を告げられて以降、<wbr />皮肉にも玉田の動きはキレを増していったのだった。<br />「もう体は全く問題ない。だから、みんなに言いたい。<wbr />練習を見てほしい、俺のプレーを見てと。紅白戦だ って、ほとんど俺たち控え組が勝っている。<wbr />普段試合に出ている主力組と、控え組ではサッカーが全然違って。<wbr />俺達はとにかく丁寧にパスをつないで攻撃していこうと。<wbr />今の名古屋には若手にうまい選手が多い。<wbr />だから俺も伝えたいことがあった。『<wbr />練習から単純にボールを蹴って、<wbr />走ってみたいなサッカーだけ繰り返しても、<wbr />絶対にうまくはならない』と。練習なんだからミスしてもいい。<wbr />試合になれば展開によって現実的なサッカーは必要だけど、<wbr />普段からそんなことばかりやっても絶対に技術は上達しない。<wbr />若手もそういう考えについてきてくれた」</b></p>
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