メッシ不在のW杯に現実味 元アルゼンチン代表監督が嘆き「ジョーダンのいないバスケと同じ」

南米予選ラスト1試合、アルゼンチン代表は敵地エクアドル戦に負ければ敗退の危機

 バルセロナのFWリオネル・メッシを擁するアルゼンチンは、ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選がラスト1試合となった状況で本大会出場圏外の6位という大ピンチを迎えている。最終節に勝てば無条件で大陸間プレーオフ出場となる5位の座を確保できるものの、残すは敵地でエクアドル戦。負ければ予選敗退というプレッシャーのなか、高地での試合という厳しい条件が重なるゲームとなる。

 アルゼンチン敗退の可能性が現実味を帯びるなか、同紙は元アルゼンチン代表監督であるアンヘル・カッパ氏による次のようなコメントを紹介している。

「リオネル・メッシのいないサッカーW杯は、マイケル・ジョーダンのいないバスケットボールのそれと同じようなものだ」

 同氏はバスケットボールの神様と言われるアメリカのマイケル・ジョーダン氏を引き合いに出し、その存在価値の大きさを表現している。

 それに加え、今予選ではメッシと並ぶサッカー界の顔とも言えるFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)のポルトガル代表も予選ではすんなりと本大会出場を決めることができずにいる。欧州予選グループBで2位以上を確定させているポルトガルだが、最終節の首位スイスとの直接対決で引き分けに以下に終われば2位のまま終了。欧州選手権王者がホーム&アウェー方式のプレーオフに回ることになる。

 

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