国王杯でアラベスに3-1勝利、3年連続29回目の優勝でイニエスタが偉業

　バルセロナは現地時間28日のスペイン国王杯決勝でアラベスを3-1で下し、3年連続29回目の同大会制覇を成し遂げた。このタイトル獲得によって、稀代のゲームメーカーであるスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、スペイン人史上最多となるタイトルホルダーとなったとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

　バルセロナはアラベス戦でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが1ゴール1アシストと躍動すれば、ブラジル代表FWネイマールも決勝点を叩き込み3連覇を成し遂げ、今季限りでの退任が決まっているルイス・エンリケ監督の花道を飾った。それと同時に、今回のタイトル獲得は中盤で攻撃のタクトを振るうイニエスタにとっても、新たな金字塔を打ち立てるものとなった。

　イニエスタはプロとしてのキャリアを歩み始めて以降、2004-05シーズンのリーガ制覇を皮切りに、スペイン代表、そしてバルサで今回を含めて以下のタイトルを獲得しているが、ある選手を抜いてスペイン人最多獲得の偉業を達成したという。

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