シティの選手らが自爆テロで危機一髪! ペップ監督の家族もマンチェスター爆破事故に遭遇

人気歌手ライブで自爆テロ、ドルトムント爆破事故で被害のバルトラもコメント

 人気歌手アリアナ・グランデのライブが行われたマンチェスターで現地時間23日、自爆テロが発生した。スペインのテレビ局「TV3」によると、この事件現場にはマンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督の家族がいたと伝えられた。また、チームバス爆破事故に巻き込まれたドルトムントのスペイン代表DFマルク・バルトラもインスタグラム上で悲しみのコメントを発信している。

 公演終了直後に自爆テロが起きた同事件は、若者を中心に多くの死傷者が出ており、ヨーロッパに暗い影を落としている。マンチェスターで行われているということもあり、マンチェスター・シティの選手や家族も多くライブに訪れていた模様で、同局によるとペップ監督の愛妻と愛娘も現場を訪れていたという。大惨事に遭遇したが、危機一髪で難を逃れたようだ。

 指揮官の公式ツイッターでは「ショックだ。昨夜起きたことは信じられない。被害者の家族と友人に追悼の意を表したい」と発信している。また今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝モナコとの第1戦前のバス移動中、道中にあった爆発物の影響によって手首を骨折したバルトラも、自身のユニフォーム写真とともにこう文章を寄せている。

「僕らはどんな世界に住んでいるのだろうか? 僕たちの周りでは何が起きているのだろうか? こうした悲惨な悲劇を防ぐために何もできないことに、苛立ちを感じている。世界の多くの場所で起きていることは、僕にとって悲しく、受け入れがたいことだ。ただ人生が変わることはないし、その中で僕らは人生をよりよく過ごし、楽しみ、信じているもののために戦っていく。それがあの出来事があって生きている、僕ができる強くできることだ……全てが良い方向に行くように願っている」

 卑劣な無差別テロに対して、サッカー界からも団結の声が上がっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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