爆破事件で負傷の“背番号5”に捧げる勝利! 一致団結のドルトムント、不屈の姿を世界中に発信

バルトラは4週間離脱の見込み

 バルトラはUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦のモナコ戦直前に発生したチームバス爆発事件に巻き込まれた際、割れた窓ガラスの破片が直撃し、右腕を骨折するなどの重傷で手術を受けた。フランクフルト戦のキックオフ前には退院したことが発表されていたが、今後4週間の離脱が見込まれている。

 事件直後から、バルトラに対してファンや選手から多くの激励メッセージが届けられた。同僚の香川も自身のSNSで「get well soon Marc.(マルク、早く良くなって下さい)」とエールを送っていた。

 チームに激震が走った事件の翌日には順延となったモナコ戦を行い、さらに中2日でこのフランクフルト戦を迎えた。過密日程による肉体的疲労だけではなく、精神的なダメージも計り知れないはずのドルトムントだが、チームが一致団結して戦い続けるという不屈の姿を世界中に発信した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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