マンUに新“キング”誕生の予感 イブラには「カントナと同じオーラがある」とOB絶賛

リーグ杯優勝に導く2ゴールにフィリップ・ネビル氏が脱帽 「ズラタンがリーダーだ」

 マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチは、26日に行われたサウサンプトンとのリーグカップ決勝で、強烈な直接FKと試合終了間際のヘディング弾の2得点を決めて3-2勝利の立役者となり、ジョゼ・モウリーニョ監督体制の”赤い悪魔”に初タイトルをもたらした。クラブOBの元イングランド代表DFフィリップ・ネビル氏は、35歳のカリスマFWにはキングことエリック・カントナ氏と同格のオーラが備わっていると絶賛した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 イブラヒモビッチはやや押され気味だったゲームを、右足の一振りで一変させた。前半19分にゴールまで約25メートル、やや左寄りの位置で得たFKを直接狙うと、低い弾道の鋭いシュートが壁を越えてゴール左に突き刺さった。その後激しい点の取り合いとなり、2-2で迎えた後半42分にはMFエレーラのクロスに飛び込み、ゴール至近距離からヘディングシュートを叩き込み決勝点を奪った。

 兄のギャリーと同じくユナイテッドの下部組織からトップチームに昇格し、数々の栄光を手にしたフィリップ・ネビル氏は、「ズラタンはリーダーだ。優勝カップを掲げたのはウェイン・ルーニーだが、ピッチ上ではズラタンがリーダーだった」と語る。その凄みは、かつての同僚でもあるカントナ氏に比肩すると語る。

「カントナが襟を立ててピッチに入ってくる時、彼はオールド・トラッフォードを愛しているように見えた。彼にはオーラがあり、自信に満ちていた。イブラヒモビッチも同じだった」

 

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