横浜FM移籍が先行発表された豪州代表DF ドイツからJリーグ行きを決断した二つの理由

1860ミュンヘンはDFデゲネクが横浜FMに移籍することでクラブ間合意と発表

 ブンデスリーガ2部の1860ミュンヘンは26日、オーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクが横浜F・マリノスに移籍することでクラブ間合意に至ったとクラブ公式サイトで発表したなか、オーストラリアのサッカー情報サイト「The World Game SBS」は移籍の理由について報じている。

「明らかにヨーロッパでプレーするほうが良いと言うだろうけど、現時点では良い移籍だ。そこから(Jリーグ)スタートするのが楽しみだよ」

 現在22歳のデゲネクはクロアチア生まれで、幼少期にオーストラリアへ移住。年代別代表ではオーストラリアとセルビアの両方で出場経験を持つなか、昨年5月にオーストラリア代表としてA代表デビューを飾った。

 187センチの長身でセンターバックを主戦場としながら、サイドバックや中盤にも対応するユーティリティ性を兼ね備える。2012年にシュツットガルトの下部組織に加入し、2015年夏からブンデス2部の1860ミュンヘンでプレーしていた。中国移籍の噂も浮上していたなか、横浜FMと2年間の契約と報じられている。

 移籍を決断した主な理由について、デゲネクは二つ挙げている。一つは“サッカーのレベル”だと言う。「何人かオーストラリア人が中国でプレーしている。だけど個人的には、お金は中国の方が良くても、サッカーの質は日本の方が高いと思っている」と説明する。

 

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