レアルのラモス、自業自得のブーイングも嘆き節 「他の選手は神のような歓迎を受けているのに…」

ラモスは両手を耳の横に広げて挑発 「彼らはブーイングをして、僕の母親を侮辱した」

 レアル・マドリードは12日の国王杯16強の敵地セビージャ戦で3−3と引き分け、スペイン史上公式戦最長の40戦無敗という新記録を打ち立てた。この試合で物議を醸したのはレアルのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスだった。

 1-3とレアルのビハインドで迎えた後半38分、PKのキッカー役を務めたラモスは、「パネンカ」と呼ばれるGKを嘲笑うようなループシュートに成功。セビージャの下部組織出身のラモスはサンチェス・ピスファン競技場のサポーターから罵声を浴びる羽目になった。

 ラモスはゴール裏に背を向けるとユニフォームの背番号を両手の親指で示すパフォーマンス。さらには両手を耳の横に広げて挑発すると、自業自得のブーイングの嵐となった。試合は最終的に3−3のドローに終わった。

 スペイン地元紙「スポルト」によると、セビージャ生まれのラモスは試合後「僕は誰かを侮辱しようとか、敬意を欠いたわけではない。ここは常に僕の家なんだ。多くの人々が理解していなくてもね。彼らはブーイングをして、僕の母親を侮辱したんだ」と語っている。

 

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