日本は「真の強豪国になりつつある」 8連勝で「アジア最強」と称賛…中国メディア言及「ファンの羨望の的」

日本代表は2023年を8連勝で締めくくる好調ぶり【写真:高橋 学】
日本代表は2023年を8連勝で締めくくる好調ぶり【写真:高橋 学】

森保ジャパンは8連勝で2023年をフィニッシュ

 森保一監督率いる日本代表は、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の開幕2連勝を含め、国際Aマッチ8連勝で2023年を締めくくった。中国メディアは「日本のW杯出場を疑う者はいない」と、羨望の眼差しを送っている。

 森保ジャパンは11月に行われたW杯アジア2次予選でミャンマー、シリアをそれぞれ5-0で快勝。6月のエルサルバドル戦(6-0)戦から怒涛の8連勝を飾り、史上最多タイ記録となった。

 9月のFIFAランキングで20位から19位に浮上した日本は、先月に18位へアップ。11月30日に発表された最新のランキングではさらに1ランク上昇となり、これで3か月連続で順位を上げる形となった。

 中国大手メディア「SOHU」は、「アジアサッカーの発展は、二極化している。日本や韓国は世界を目指して真の強豪国になりつつあるが、中国やシンガポールは依然として低迷している。中国も以前であれば『強いチーム』と名乗れていたのに、今では“口だけの王様”で、日本や韓国に追い抜かれてしまった」と中国代表の低迷ぶりに言及。そのうえで、「アジア1位の日本が今、輝かしい成績を残していることは言うまでもない」と快進撃を見せる日本についても触れている。

「今年10試合を戦った日本は、3月のキリンチャレンジカップが彼らの最悪の瞬間だった。ウルグアイに1-1ドロー、コロンビアに1-2で敗れたが、これに刺激を受けて”サムライブルー”が目覚めた。6月のエルサルバドル戦を皮切りに、日本は強豪ドイツ、南米の強豪ペルー、W杯常連国カナダと破り、手に入れられるものはすべて手に入れた。W杯アジア2次予選も2連勝スタートで8連勝を記録。アジアで『最強のチーム』と呼ばれることになった。日本のW杯出場を疑う者はいないだろうし、中国ファンの羨望の的であることは間違いない」

 中国はパリ五輪出場権を懸けた予選を兼ねたU-23アジアカップで日本、韓国と同居しており、そこでも真価が問われることになりそうだ。

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