招集歴なし→A代表抜擢期待 第2次森保ジャパン、ファンが推奨する有望株トップ3は?

新生日本代表の顔ぶれに注目【写真:ロイター】
新生日本代表の顔ぶれに注目【写真:ロイター】

代表歴なしで期待の選手を読者アンケートで募集

 2023年シーズンのJリーグが開幕し、海外でも日本人選手が多く活躍するなか、3月15日には第2次森保ジャパンの初陣メンバーが発表される予定だ。「FOOTBALL ZONE」では、新たに日本代表の一員として見てみたい選手を読者アンケートで募集。ここでは、代表選出歴がない選手の中で、多くの票を集めた上位3人をピックアップする。

 多くの選手の名前が挙がったなか、最も票を集めたのが浦和レッズでプレーするMF伊藤敦樹だった。浦和の下部組織出身で昨季、流通経済大から加わった25歳はボランチを主戦場とし、今季から指揮を執るマチェイ・スコルジャ新監督の下、開幕から4試合連続スタメン出場をしている。

 そんな伊藤には、「かなりレベルの高い選手として面白いプレイヤー」「心身共に強くアグレッシブ」「大型ボランチは期待大!」などコメントが寄せられ、182センチで大柄な身体を生かしたフィジカル面での評価が目立っていた。3月11日に行われたJ1第4節ヴィッセル神戸戦(1-0)では強烈な左足シュートを決めており、攻撃面でも活躍が期待できるだろう。

 2位には、鹿島アントラーズでプレーするMF佐野海舟が名を連ねた。今季、J2のFC町田ゼルビアから加入した22歳は伊藤と同じくボランチを主戦場とし、開幕から4試合連続でスタメン出場。Jリーグ公式「STATS DATA」によると、今季の1試合平均インターセプト数が「1.7」と、リーグトップの数値を記録しており、守備に定評がある選手だ。

 投票では、「ボールを取れるし、運べるし、シュートを打つこともできる」といったオールラウンド性を評価する声もあれば、「遠藤に代わり、デュエル王になれる力が十分にある」といった、守備面を大きく評価する声ももちろん見受けられた。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)の中心選手でもあり、ドイツ1部ブンデスリーガでデュエル王を経験しているMF遠藤航(シュツットガルト)と比較する声も上がっていた。

 そして、3位にはFC東京でプレーするMF松木玖生が食い込んだ。現在開催中のU-20アジアカップでは主将を務め、大会ベスト4に進出し、U-20W杯出場権を獲得。高卒1年目の昨季は開幕スタメンに名を連ねるなど大きなインパクトを残し、今季も中心選手として活躍が期待されている。

 松木に対しては、「闘争心、運動量、日本代表に必要な人材」といった、メンタリティーを高く評価する声もあれば、「どこまでやれるか見てみたい」「若くて早いうちに海外を経験したほうがいいと思うから」など、今後を見据えたうえで選ぶべきといった声も上がっていた。

 そのほかには、海外で活躍するFW中村敬斗(LASKリンツ/オーストリア1部)や、シャルケのアンダーチームからトップチームに昇格したFW上月宗一郎らが名前を連ね、Jリーグからは、昇格組のアルビレックス新潟で攻撃の中心を担うMF伊藤涼太郎や、今季から川崎フロンターレの主将を務めるMF橘田健人らの名前が挙がった。

 2026年のW杯に向け、再び始動する日本代表。森保一監督が選ぶ選手たちはどのような顔ぶれになるのか。

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