5年以内に「ワールド・スーパーリーグ」が発足? サッカーシーンを変革するチャイナマネー

EPFL担当者が示唆「我々は数年以内にワールドワイドなフットボール大会を目にする」

 中国スーパーリーグのクラブが旺盛なチャイナマネーでビッグネームの“爆買い”を敢行するなか、将来的には欧州メガクラブとのリーグ戦が実現するのかもしれない。欧州プロリーグフットボール協会(EPFL)の担当者が5年以内の実現を示唆し、警鐘を鳴らしている。それを受けて英紙「デイリー・ミラー」は、「ワールド・スーパーリーグ」の参加予想クラブを明記し、中国からは広州恒大、上海上港の2チームが名を連ねている。

 ヨーロッパサッカー界では、かねてから各国メガクラブによる「欧州スーパーリーグ」構想が噂されては実現しないという状況が繰り返されているが、同紙の取材に応じたEPFLのジャッコ・スワート氏は以下のように声明を出している。

「我々は数年以内にワールドワイドなフットボール大会を目にすることになるだろう。それは誰もが止められない発展となる。そのリーグは世界で巨大なフットボールブランドを持つ、限られた幸福なクラブのための独占的な“パーティー”だ」

 欧州スーパーリーグ構想はプレミアリーグの資金力が拡大傾向にあるなか、そうした潮流をドイツ、スペイン、イタリアのメガクラブが恐れ、プレミア各クラブに追随しようとして生まれたとスワート氏は指摘。その流れは欧州だけではなく、世界を巻き込もうとしているという。

 

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