ジェズスがアーセナル移籍を望む「3つの理由」とは? クラブOBが指摘「彼は主役になりたがっている」

マンCのブラジル代表FWガブリエル・ジェズス【写真:ロイター】
マンCのブラジル代表FWガブリエル・ジェズス【写真:ロイター】

お互いに良く知る間柄のミケル・アルテタ監督の存在も後押し

 イングランド1部アーセナルは今夏の移籍市場でストライカーの補強が噂され、その筆頭候補として挙がっているのがマンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスだ。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」はジェズスにはアーセナル移籍を望む“3つの理由”があると報じている。

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 ジェズスはブラジルの名門パルメイラス出身の有望株として2017年にシティに引き抜かれた。5シーズンにわたってプレーし、公式戦通算236試合で95ゴール46アシストの結果を残している。常に不動のレギュラーではなかったが、サイドもこなす利便性を備えた万能なFWだ。

 今季限りでの退団が浮上し、すでに移籍に向けた交渉中と伝えられているなかで、ジェズスはアーセナル加入を望んでいるという。そこには3つの理由があるとアーセナルOBのイングランド人FWケビン・キャンベル氏が語っている。

「マンチェスター・シティは彼が若く、健康で、ブラジル代表選手であることから高額の移籍金を求めている。彼は十分ワールドクラスと言えるだろう。ブラジル代表でも先発を張れるレベルだ。そして、ミケル・アルテタが必要としているもまさに彼のような選手だろう。

 ジェズスはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でプレーできる選手だが、彼はアーセナルへ来たがっている。理由の1つ目は監督(アルテタ)を知っていること。2つ目は(監督の)システムを知っていること。そして3つ目は最も重要なことだが、彼は主役になりたがっている」

 アーセナルを率いるアルテタ監督は16年から19年まで、シティでペップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチを務めており、ジェズスとはお互いに良く知る間柄。ジェズスは信頼のおける監督の下でのプレーを望んでいるようだ。そして、シティではベンチの機会も多かっただけに、不動のレギュラーとしてプレーできる環境を求めている模様で、今後の動向に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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