守備のスイッチ役でも奮闘 横浜FM宮市亮、韋駄天全開の「高速プレス」に脚光

横浜FMの元日本代表FW宮市亮【写真:Getty Images】
横浜FMの元日本代表FW宮市亮【写真:Getty Images】

FC東京戦のエンリケ・トレヴィザンへのプレスをJ公式ツイッターがピックアップ

 横浜F・マリノスの元日本代表FW宮市亮が、現在J1リーグ戦で3試合連続出場中と徐々に調子を上げている。Jリーグ公式ツイッターは、快足を生かした宮市の「高速プレス」にスポットライトを当てている。

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 29歳の宮市は、イングランドやドイツなどのクラブを渡り歩き、昨年7月に横浜FMへ完全移籍。昨季はリーグ戦2試合の出場にとどまり今季も開幕から3試合で出番がなかったなか、3月2日のJ1リーグ第10節ヴィッセル神戸戦(2-0)のスタメンに名を連ねると、自慢のスピードを活かしたスプリントで存在感を示した。

 4月2日のJ1リーグ第6節FC東京戦(2-1)からは3試合連続で出場。Jリーグ公式ツイッターは、FC東京戦の前半3分に宮市が自陣のペナルティーアーク付近でこぼれ球を拾い、FC東京のブラジル人FWアダイウトンを振り切って敵陣のセンターサークル付近まで一気に持ち運んだ「超高速ドリブル」を取り上げていたが、今度は同じ試合の守備シーンにもフォーカスしている。

 新加入FW西村拓真のゴールで先制して迎えた前半10分、FC東京が左サイドバックのDFエンリケ・トレヴィザンに展開した瞬間、前線にいた宮市は猛スピードでプレスバック。タッチライン際でプレッシャーをかけてキックミスを誘い、マイボールにしてみせた。

 Jリーグ公式ツイッターが「宮市亮選手の高速プレス。守備でのスイッチ役にも」と綴ると、ファンからは「ナイス」「自分の速さを使ってできることを深く理解している」といったコメントが寄せられた。

 これまでは怪我に泣かされてきた宮市だが、日本2年目のシーズンは徐々に調子を上げている。

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