本田圭佑が長友スタメン→中山途中投入の采配に独自見解 「佑都に気を遣っているんじゃないかな」

本田圭佑が森保監督の采配に言及【写真:AP】
本田圭佑が森保監督の采配に言及【写真:AP】

「NowVoice」で乾貴士とともに中国戦のライブ配信を実施

 森保一監督率いる日本代表は、1月27日にホームで開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節で2-0と勝利した。音声メディア「NowVoice」のライブ配信を行ったMF本田圭佑(現在無所属)は、DF長友佑都(FC東京)を先発、DF中山雄太(ズウォレ)を途中起用という指揮官の采配について、「佑都に気を遣っているんじゃないか」と持論を展開した。

 森保監督はDF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(アーセナル)を怪我で欠く苦しい状況のなか、センターバック(CB)の代役にDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)とDF板倉滉(シャルケ)を起用し、ボランチ3枚を中盤に置く4-3-3を採用。両サイドバック(SB)には、長友とDF酒井宏樹(浦和レッズ)という“いつもの顔ぶれ”が入った。

 日本は前半11分、右サイドで背後に抜け出したMF伊東純也(ヘンク)がマイナスのクロスを送ろうとしたところで中国DFワン・シェンチャオがハンドの反則。PKが与えられ、これをFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)がゴール右へ冷静に蹴り込んで先制点を奪った。

 1点リードで前半を折り返した森保監督は後半13分、大迫に代えてFW前田大然、長友佑都に代えて中山を投入。するとその3分後、中山が左サイドから相手の配置の間に落とす正確なクロスを供給。そこにファーサイドから入り込んできた伊東がヘディングシュートを決めて待望の追加点を挙げた。

 セレッソ大阪のMF乾貴士、飛び入り参加のMF清武弘嗣とライブ配信を行った本田は、乾から長友→中山の早い段階での交代について問われると、「(森保監督は)佑都に気を遣っているんじゃないかな。ボロを出しているわけじゃないから」と自らの見解を述べた。

「思いっきりやらかしたら佑都も切られるかも」

 本田は、ファンから「監督が気を遣うこともあるんですね」とコメントを投げかけられ、「監督も人間なんで気を遣うことはあります」と答えていた。

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