「ジョッタに打ち負かされた」 アーセナル冨安、リバプール戦先発も英紙がワースト評価

ジョッタとマッチアップするアーセナルDF冨安健洋【写真:Getty Images】
ジョッタとマッチアップするアーセナルDF冨安健洋【写真:Getty Images】

ポルトガル代表FWジョッタにドリブル突破を許した冨安、現地紙から辛辣な言葉

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は現地時間1月20日に行われたリーグカップ準決勝第2戦のリバプール戦(0-2)にスタメンフル出場したが、先制点の場面ではポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタにドリブル突破を許すなど低調なパフォーマンスに終わり、チームも敗退。日本代表DFは現地メディアから厳しい評価を下されている。

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 リバプールのホームで行われた第1戦はスコアレスドローに終わっていた一戦。試合の均衡が敗れたのは前半19分だった。リバプールがカウンターを仕掛けて左サイドへ展開。ボールを受けたジョッタは切れのあるドリブルで対峙した冨安を振り切ると、そのまま中央へカットインし、右足のシュートをゴール左隅へと流し込んだ。

 プレミアリーグでもゴールを量産しているジョッタは、さらに後半32分にも最終ラインの背後に抜け出す動きから追加点をゲット。試合は2-0で終了し、2戦合計スコア2-0でリバプールが決勝へ駒を進めた。

 コロナ陽性と負傷によって欠場が続いていた冨安は元日のプレミアリーグ第21節マンチェスター・シティ戦(1-2)以来の実戦となったが、復帰戦は内容、結果ともに受け入れがたいものとなった。

 英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」の選手採点で冨安はチームワーストの4点。寸評には「非常に錆びついた復帰戦に見えた。パスは定まらず、普段の空中戦での攻撃性が欠けていた。先制点の場面ではジョッタにあまりにも簡単に打ち負かされた」と辛辣な言葉が並んだ。

 対人の強さを生かした守備で貢献してきた冨安だが、この日はポルトガル代表FWジョッタの鋭い突破を阻むことができず。チームとしても、個としても痛恨の敗北を喫した。

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