「もう2度と生まれてこない」 元日本代表DF闘莉王が“最強FKキッカートップ3”を選出

元日本代表DF闘莉王氏【写真:荒川祐史】
元日本代表DF闘莉王氏【写真:荒川祐史】

「闘莉王TV」公式YouTubeチャンネルでFKキッカーベスト3を選出

 元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、日本サッカー界の“最強FKキッカートップ3”を独自選出。元日本代表MF中村俊輔(横浜FC)をトップに選出し、ほかの名手と比較時のレベルの違いぶりを証言している。

 闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」のテーマは、FKキッカーベスト3企画。1位に選んだのはJリーグ史上最多となる直接FKで24ゴールを叩き出しているファンタジスタだった。

「もう2度と生まれてこない。駆け引きがうまい。優しく蹴っても入る。スピードのあるボールも蹴れる。完璧なコースを狙いながら、きちんとそのコースに行く」

 中村俊輔の才能を“不世出”とまで絶賛した闘莉王氏。日本代表やスコットランド1部セルティックなどでスーパーな直接FK弾を決め、いまだに世界的なFKマエストロとして称賛されているレフティーだが、闘莉王氏は日本代表の居残り練習でほかのキッカーとの異次元のレベルの差を目の当たりにしたという。

「本田とかも蹴っていたけれど、別格。やっぱりシュンさん(中村)のスピード、質、駆け引きのうまさ。ヤットさん、本田との違いは全然」

 本田圭佑(スドゥバ)、遠藤保仁(ジュビロ磐田)という歴代キッカーとのクオリティーの差は明確だったという。味方として、そして、対戦相手の壁役として名手のキックを見続けてきた闘将の深いFK論が展開される最新回となっている。

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