“復活”の久保建英、バルサ地元メディアが指摘する「レアル復帰を複雑にする敵」とは?

マジョルカの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】

「ペレス会長の久保に寄せる期待がユニフォームの販売に関するもの」と主張

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間12月4日に行われたリーガ・エスパニョーラ第16節アトレティコ・マドリード戦(2-1)で決勝ゴールを決め、約2カ月ぶりの勝利に貢献した。昨季王者アトレティコ相手に結果を残したことで、保有元であるレアル・マドリードでの将来的な活躍への期待が高まるが、カタルーニャの地元メディア「EL NACIONAL」は懐疑的に報じている。

 右膝の負傷で、約2カ月の離脱を強いられた久保。負傷明け2試合目となったアトレティコ戦では後半29分からピッチに立つと、後半アディショナルタイムにカウンターから相手のスロベニア代表GKヤン・オブラクの股を射抜き、決勝ゴールを決めた。

 バルセロナのあるカタルーニャ州のメディア「EL NACIONAL」は、バルサの育成組織であるラ・マシア出身の久保が、最大のライバルであるレアルに加入したことを取り上げ、その理由について「より多くの金銭を提示したため」と指摘。そして、「今のところ、プレシーズンでは印象的な活躍を見せたが、久保にとっては思い通りにいっていない。選手登録できなかったため、出場時間を求め、レアルを去らなければならなかった」とレアル加入後、レンタル移籍を繰り返している現状を伝えた。

 それでも、久保はアトレティコ戦で結果を残し、強豪相手にも活躍できる力を見せた。さらに、ブラジル代表FWヴィニシウスがスペイン国籍取得に近づいており、来シーズンからはEU圏外の選手の登録枠が空く見込みだ。

 こうしたことから、来シーズン以降は久保がレアルでプレーする可能性は高まっているように見える。ただ、記事では「カルロ・アンチェロッティ監督が、久保の復帰に否定的」と言及。「アジア人にとって、レアル復帰を複雑にする敵がいる。カルロ・アンチェロッティ監督だ。彼は(久保の)必要性を感じてなく、レアルでプレーする準備ができていないと感じ、復帰へのゴーサインを出していない」と、刺激的に伝えた。

 さらに、「アンチェロッティ監督は、フロレンティーノ・ペレス会長が久保に期待しているのは、マーケティングの側面だけだと信じている。彼の復帰によって、日本でのユニフォーム販売は爆発的になり、大きな収益をもたらすだろう。だが、指揮官はマーケティング面を見ておらず、ピッチでのパフォーマンスのみを考えている」と、間接的に久保の実力が足りないと指摘している。

 アトレティコを破るゴールで、復帰2戦目にして再び脚光を浴びた久保。懐疑的な意見を覆すためにも、活躍を続けることが求められそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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