「D・アウベスが現れた」 アーセナル冨安が大活躍、絶賛の声を英特集「モンスター級」

プレミア初アシストを記録したDF冨安健洋【写真:Getty Images】
プレミア初アシストを記録したDF冨安健洋【写真:Getty Images】

初アシストを記録したニューカッスル戦でのパフォーマンスに称賛

 アーセナルは11月27日に行われたプレミアリーグ第13節で、ニューカッスルと対戦して2-0で勝利した。この試合に先発出場した日本代表DF冨安健洋は、後半21分に途中出場したブラジル人FWガブリエウ・マルティネッリのゴールを演出し、移籍後初アシストを記録している。攻守において活躍した日本人DFへは称賛の声が多く寄せられており、英メディア「フットボール・ロンドン」は特集を組んでいる。

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 今夏の移籍市場最終日に2000万ポンド(約30億円)の移籍金でイタリアのボローニャからアーセナルへ加入した冨安は、右サイドバックのレギュラーの座を獲得している。これまで、堅実な守備面で高く評価された一方、攻撃面には改善の余地があるとされてきたが、ニューカッスル戦では右サイドから最終ラインの裏へ絶妙なループパスを入れて、アーセナル加入後、初アシストを記録した。

 記事では、このプレーについて、「冨安はガブリエウ・マルティネッリニ素晴らしいアシストを供給した。右サイドバックの素晴らしい浮き球のスルーパスを送り、ブラジル人がマルティン・ドゥブラフカを破り、ホームチームの勝利を決定づけるボレーを決めた」と、描写している。冨安の活躍にアーセナルのファンは歓喜。なかには、伝説的なバルセロナのブラジル代表DFになぞらえる声もSNS上に上がっていた。

「今日の冨安は驚異的だった」
「しかも、これが冨安の最終形態ではないんだ!」
「彼のフィジカルは支配的だ」
「彼は本当に23歳のようには見えない。成熟してプレーを見せる」
「ここまでで彼にとって最高の試合だ」
「彼の内に秘めたダニエウ・アウベスが現れた」
「彼の落ち着きと判断はトップレベルだ」
「私たちの強烈なタックルを誇ったバカリ・サニャを思い起こさせる」
「サカは素晴らしかった。でも、私にとってのマン・オブ・ザ・マッチは、絶対に冨安だ。守備面でも、攻撃面でも、モンスター級のパフォーマンスだった」

 冨安が移籍市場の最終日まで、アーセナルの最大のライバルクラブであるトッテナムに行く可能性があったことも知られており、その点でもファンにとっては痛快なはず。12月2日に控えるマンチェスター・ユナイテッドとの一戦でも、先発が確実視される冨安は、さらなる信頼を掴めるだろうか。

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